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漫画作品データ/作家別(き)

木尾士目 きお・しもく/Kio, shimoku

1974年生まれ。漫画を書き始めたのは高校時代。大学時代に1994年『月刊アフタヌーン』夏の四季賞を「点の領域」で受賞し、デビュー。「陽炎日記」、連載「四年生」「五年生」など。2002年よりオタク大学生のサークル活動をテーマに「げんしけん」を連載し、“萌え”やオタク文化ブームとも重なりヒット作となる。同作は連載中2004年にアニメ化。また、劇中作として設定された「くじびき▽アンバランス」(※▽=ハートマーク)も同様にアニメ化され、「げんしけん」連載終了後に同誌でネーム・木尾士目、作画・小梅けいとで漫画化、連載中。


 
  げんしけん
[初出] 『月刊アフタヌーン』2002年6月号〜2006年7月号(講談社)
[頁数] -
[紹介]

「げんしけん=現視研」とは、現代視覚文化研究会の略。一応は東京都内、という立地の大学に入学した笹原完士(カンジ)のサークル入会から卒業までを描いた“アキバ系”青春漫画。「オタク」という言葉の指すもの、そして「オタク」と呼ばれる男女の心理や行動も丁寧に描かれ、「俺に足りないのは覚悟だ」ほか数々の名言も生まれた。コミックスでは劇中作の漫画作品についての彼らの同人批評や架空のアニメ化設定資料なども掲載され、特装版で実際に同人誌が付録となるなど、その仕掛けの楽しさでも話題をよんだ。連載中に劇中作「くじびき▽アンバランス」はアニメ化され、漫画作品としても新たに作画者を変えて制作されている。

 
[この作品を読むには]
 
◆アフタヌーンコミックス
『げんしけん』全9巻
(講談社/2002〜2006)



 
 
[入手難易度]
★☆☆☆☆
  入手容易です。
 
 
[コメント及び関連ページ]
あの漫画を今日は読もう/vol.16『卒業』
 
 
data作成:2007/3/18
 


●書影はamazonアソシエイトプログラムbk1ブリーダープログラムを参照、または、所蔵本を撮影しています。
●[入手難易度]は「たけのこ書林」店主・田中さんにdata作成時点で取材しています。
 たけのこ書林は絶版少女漫画中心のネット古書店。目利きな店主が紹介する楽しいコメントが誘い水。懐かしい一冊に出会えます。

 
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